2010年10月12日火曜日

形式手法とコーディングと仕様不具合と・・・

ちょっと物思いにふけってたら、思いついたことがあったのでメモ。

きっかけは、今のプロジェクト。今は、実装工程の後半に差し掛かってる。で、この間、今さら影響度の大きい問題が見つかった。仕様策定時は、自分も含めて問題ないと思っていた箇所。業務を進める上での、とあるナンバーリングに不整合が出ることが分かった。

ここで思ったのは、ちゃんと仕様を書ききれてないからコーディング時になっても仕様不具合が見つかる、ということ。やっぱ何らかの形で論理的に矛盾のない記述をしないと仕様不具合は取れない。しかも、手戻りコストを考えると、それは開発プロセスの初期段階でなされるべき。

じゃあそれをプログラミング言語でやるか?それも1つの答えだとは思う。でも、再利用性や仕様レベルを書く時の生産性、そもそもの向き不向きを考えると、プログラミング言語で書くのは、プロジェクト全体でオーソライズされない限りは現実的ではないかなと思う。

こんなことを諸々考えてると、やっぱり形式手法で仕様を書いておきたくなる。導入コスト・障壁等の問題があることは分かるけど、できるところからやっていきたいよね。まずは書くところから、次にそれを検証するところ。その検証も色んなレベルがあるから、目指す所を決めて、そこに向かって少しずつ進めるといいなぁ。

まとめると、形式手法を使って、まずは仕様を書きませんか?ってこと。

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