2009年9月5日土曜日

Snow Leopardの開発系インストールログ

技術者の端くれなので、家でも少し技術的なことをしたりする。主には、

  • Webサイトを作るために、HTML・CSS・PHPを書く
  • TeXでドキュメント書く
  • Subversionでバージョン管理
  • UMLでモデルを書く

今回、Snow Leopardは新規インストールしたので、これらの環境が一切ない。それ以外の環境はもう落ち着いてきたので、そろそろ開発系の環境構築をしていく。

ログインシェルの変更

ここ数年は、Mac・Windows・Linuxどれでもzshを使ってる。Macでもシェルはzshにするので、ログインシェルを変更する。

SystemPref.png

  1. システム環境設定のアカウントを開く
  2. 左下のカギをクリックして認証する
  3. 自分のアカウント名を右クリックして、詳細オプションを開く
  4. 詳細オプションのログインシェルをzshに変更

これだけ。

.zshrcは、Leopardからもってきた。

MacPortsインストール

まずは、TeXやSubversionはMacPortsのものを使ってるので、MacPortsのインストール。これは、Snow Leopard対応のMacPorts 1.8.0がリリースされてるので、パッケージをダウンロードしてインストールするだけ。インストールできたら、以下のコマンドを実行。

$ sudo port -d selfupdate

続いて、MacPorts色々なポートをインストール。インストールしたのは、以下の通り。

% sudo port install coreutils
% sudo port install wget
% sudo port install lv +lesslikeslash
% sudo port install nkf

Subversion

Subversion自体は、始めから1.6.2が入ってるので、クライアントとしてSmartSVNをインストール。

でもここで思い出した。Macにデフォルトで入ってるSubversionって、パス名のエンコーディング問題があって、日本語ファイル名がダメだったような・・・。

一応ダメ元で、デフォルトのSubversionでチェックアウトしてみたら、問題ない!こんな所にも改善が入ってて、改めていいOSだと思った。

TeX環境構築

TeX環境は、まずMacPortsでpTeX入れる所から。

% sudo port install pTeX +utf8 +no_x11

上のコマンドだとインストールできないという情報もあるので、その場合はこちらを見てみてください。

うぃとげんしゅたいん: Snow Leopard導入記録その1 MacPort関連簡易メモ

続いて、TeXShopのインストール。これは、ここからダウンロードしてインストール。設定は以下の通り。

  • 書類タブ
    • エンコーディング:Unicode(UTF-8)
  • タイプセットタブ
    • デフォルトのスクリプト:Tex + DVI
  • 内部設定タブ
    • パス設定の(pdf)TeX:/opt/local/bin
    • パス設定のDistiller:/opt/local/bin
    • TeX + dvips + distillerのTeX:~/bin/texshop.sh
    • TeX + dvips + distillerのLaTeX:~/bin/texshop.sh
  • ことえりの設定
    • 環境設定のJISキーボードの¥キーで入力する文字:\(バックスラッシュ)

ここまで設定すると、とりあえずTeXShopでTeXのコンパイル→PDF作成までできる。上で指定した、texshop.shは自作のシェルスクリプトで、TeXShop付属のplatex2pdf-*と違って、画像があればebbして、platexコンパイルを3回やって、dvipdfmxをする所。こうしないと、PDFにした時にしおりができない。このtexshop.shは、そのうちどっかに置く予定。

ただ、ここ最近はEmacs+YaTeXがTeXのメイン環境なので、今度はEmacsをインストール。

Emacsインストール

といっても、Carbon Emacsをダウンロードしてインストールするだけ。あとは、YaTeXをインストールして、以前から使っていた.emacsを戻しておしまい。

Judeインストール

たまにUMLを描くので、Judeもインストール。Mac用のJudeはないんだけど、非公式リリースという形で、Mac用を配布してくださっている人がいる。なので、それをダウンロードしてインストール。

おわりに

とりあえず、ここまでで一応の開発環境ができあがった。あとは、この環境で何を作るか?ですね。

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