技術者の端くれなので、家でも少し技術的なことをしたりする。主には、
- Webサイトを作るために、HTML・CSS・PHPを書く
- TeXでドキュメント書く
- Subversionでバージョン管理
- UMLでモデルを書く
今回、Snow Leopardは新規インストールしたので、これらの環境が一切ない。それ以外の環境はもう落ち着いてきたので、そろそろ開発系の環境構築をしていく。
ログインシェルの変更
ここ数年は、Mac・Windows・Linuxどれでもzshを使ってる。Macでもシェルはzshにするので、ログインシェルを変更する。
- システム環境設定のアカウントを開く
- 左下のカギをクリックして認証する
- 自分のアカウント名を右クリックして、詳細オプションを開く
- 詳細オプションのログインシェルをzshに変更
これだけ。
.zshrcは、Leopardからもってきた。
MacPortsインストール
まずは、TeXやSubversionはMacPortsのものを使ってるので、MacPortsのインストール。これは、Snow Leopard対応のMacPorts 1.8.0がリリースされてるので、パッケージをダウンロードしてインストールするだけ。インストールできたら、以下のコマンドを実行。
$ sudo port -d selfupdate
続いて、MacPorts色々なポートをインストール。インストールしたのは、以下の通り。
% sudo port install coreutils
% sudo port install wget
% sudo port install lv +lesslikeslash
% sudo port install nkf
Subversion
Subversion自体は、始めから1.6.2が入ってるので、クライアントとしてSmartSVNをインストール。
でもここで思い出した。Macにデフォルトで入ってるSubversionって、パス名のエンコーディング問題があって、日本語ファイル名がダメだったような・・・。
一応ダメ元で、デフォルトのSubversionでチェックアウトしてみたら、問題ない!こんな所にも改善が入ってて、改めていいOSだと思った。
TeX環境構築
TeX環境は、まずMacPortsでpTeX入れる所から。
% sudo port install pTeX +utf8 +no_x11
上のコマンドだとインストールできないという情報もあるので、その場合はこちらを見てみてください。
うぃとげんしゅたいん: Snow Leopard導入記録その1 MacPort関連簡易メモ
続いて、TeXShopのインストール。これは、ここからダウンロードしてインストール。設定は以下の通り。
- 書類タブ
-
- エンコーディング:Unicode(UTF-8)
- タイプセットタブ
-
- デフォルトのスクリプト:Tex + DVI
- 内部設定タブ
-
- パス設定の(pdf)TeX:/opt/local/bin
- パス設定のDistiller:/opt/local/bin
- TeX + dvips + distillerのTeX:~/bin/texshop.sh
- TeX + dvips + distillerのLaTeX:~/bin/texshop.sh
- ことえりの設定
-
- 環境設定のJISキーボードの¥キーで入力する文字:\(バックスラッシュ)
ここまで設定すると、とりあえずTeXShopでTeXのコンパイル→PDF作成までできる。上で指定した、texshop.shは自作のシェルスクリプトで、TeXShop付属のplatex2pdf-*と違って、画像があればebbして、platexコンパイルを3回やって、dvipdfmxをする所。こうしないと、PDFにした時にしおりができない。このtexshop.shは、そのうちどっかに置く予定。
ただ、ここ最近はEmacs+YaTeXがTeXのメイン環境なので、今度はEmacsをインストール。
Emacsインストール
といっても、Carbon Emacsをダウンロードしてインストールするだけ。あとは、YaTeXをインストールして、以前から使っていた.emacsを戻しておしまい。
Judeインストール
たまにUMLを描くので、Judeもインストール。Mac用のJudeはないんだけど、非公式リリースという形で、Mac用を配布してくださっている人がいる。なので、それをダウンロードしてインストール。
おわりに
とりあえず、ここまでで一応の開発環境ができあがった。あとは、この環境で何を作るか?ですね。
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