会社のWindows PCが新しくなったので、TeX環境も新しく構築した。WindowsでのTeX環境構築も最近はラクになって、ここにあるTeXインストーラーにお任せになってる。あと、TeX環境下で使うシェルスクリプトとかは、コピーしてくるだけだし、今さら環境構築でハマるとは思ってもいなかった。
今回も上で書いたTeXインストーラーを使ってインストール。Cygwinからplatex→dvipdfmxも正常にできて、環境構築完了。って思ってたら、BibTeXを使うTeXのコンパイルがエラーになる。
出ていたエラーを見ると、どうやらjbibtexのオプションに付けている、「-kanji=utf8」が存在しないオプションとのこと。そんなバカなと思って、ネットで検索したら、この情報に行き着いた。
簡単に言うと、2009年7月あたりのアップデートで、jbibtexはpbibtexになったと。で、jbibtexはNTTjTeX用のコマンドになったと。だから、以前までと同じようにjbibtexを使いたければ、pbibtexを使う必要がある。
知ってみれば、対応は簡単だった。けど、ずいぶん大胆なアップデートをすると思った。こりゃユーザは戸惑うと思うんだよね。このあたりの感じも含めて、やっぱりTeXは敷居が高いというのが世間の印象なんだろうと思う。
僕は、論文を日々書くようなことをしてない。でも、日常的にTeXは使ってる。それは、できたドキュメントの美しさと、ソースの管理のしやすさ、Wordが嫌い、とかが理由。何が言いたいかというと、TeXを使う敷居を下げてあげれば、簡単に美しいドキュメントができるし、もっと可能性が広がるのになぁ、と思ったってこと。
1 コメント:
助かりました.
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